もくじ:
SPIDAR-G、HDHC:高解像度ハプティックコントローラ(High Definition Haptic Controller)、ホストコンピュータを接続して、SPIDAR-G
を利用する準備を行います。
接続する前に、必ずインストールマニュアルを見て、HDHC を動作させるのに必要なデバイスドライバなどをインストールしてください。
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SPIDAR-Gに附属しているマニュアルも参照してください。
以下の手順で、SPIDAR-G、HDHC、ホストコンピュータを接続してください。
エンコーダ入力端子とモータ出力端子を接続します。
それぞれ8本ありますので、番号を間違えないように注意してください。
主電源は HDHC の後側(電源やUSB2.0の差込口がある側)にあります。
モータ出力スイッチは HDHC の前側(エンコーダ入力端子とモータ出力端子の差込口がある側)にあります。
必ず事前に HDHC の電源がオフになっていることを確認して、プラグをコンセントに差してください。
通常通り、起動してください。
USB2.0 ケーブルが差さったままだと起動しない場合がありますので、SPIDAR-G 関連のものが接続されていない状態で起動してください。
処理速度が遅くならないよう、必ず直接接続してください。
HDHC の後側(電源やUSB2.0の差込口がある側)のスイッチです。
「マイコンピュータ -> 右クリックメニュー -> 管理」を選ぶと、 「コンピュータの管理」のウィンドウが開きます。
ウィンドウ内で、 「コンピュータの管理(ローカル) -> システム ツール -> デバイスマネージャ」 を選択します。
右側に表示されるビュー内で、 「$(マシン名) -> USB (Universal Serial Bus) コントローラ」を一覧させます。
「SPIDAR SH4」と書かれているものが正常に表示されていれば、OK です。
SPIDAR-G に力が出せる状態になります。
起動後、ランチャーからアプリケーションを起動すると、HDHC に情報が送信されます。
SPIDAR-G の糸が最低張力で引っ張られます。
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キャリブレーションも自動的に行われます。
グリップを中心に持って行って、OKボタンを押してください。
これで SPIDAR-G を利用してアプリケーションを操作できます。
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SPIDAR-G を快適に利用するために、必要に応じて以下のことを行ってください。
糸がたるんでいると、力が正常に提示されません。
使い始めは糸がゆるんでいることがありますので、一度全ての糸を引っ張りだし、モータに巻き付け直すことをおすすめします。
使用している最中も、糸の巻き取り具合がおかしくなったら、巻き直しを行ってください。
ツールを利用しはじめる際に、自動的に行っていますが、必要に応じて何度も実行して構いません。
糸の巻き直しをした後は、必ずキャリブレーションをして初期化を行ってください。
また操作をしている最中に挙動がおかしくなった場合は、力の提示をやめてキャリブレーションしてください。
以下の手順で、HDHC とホストコンピュータの接続を解除してください。
SPIDAR-G と HDHC との接続は、必要に応じて外してください。
まず、HaptiChem システムを終了してください。
アプリケーションが起動している状態で、先に HDHC の電源を切ると、システムが正常に動かなくなります。
SPIDAR-G の糸がたるみます。
忘れずに切ってください。
これで、ホストコンピュータと HDHC の接続が解除できます。
必要に応じて、他のケーブル等を外します。
異常を感じたら、すぐに使用を中止してください。
SPIDAR-G を利用している時に、無理な力が出過ぎた場合、モータが焼けてしまいます。
異常を感じたら、すぐにモータ出力スイッチをオフしてください。
モータ出力スイッチは HDHC の前側(エンコーダ入力端子とモータ出力端子の差込口がある側)にあります。
HatpiChem システムがフリーズしてしまった場合は、タスクマネージャで「visual.exe」のプロセスを終了して、HaptiChem システムを終了してください。
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