もくじ:
これらの解説では、「HaptiChemシステム」インストール に沿って、すでに HaptiChem の動作に必要なものが正常にインストールされているものとします。
以下のような場合の設定例になります。
$(HOME) |
|
---|
自分の環境に合わせてパスの指定を修正してください。
ワークディレクトリの直下に、「SetEnv.txt」という環境設定ファイルを作成します。
$(ワークディレクトリ) +- SetEnv.txt
ただし、このファイルは、システムをデフォルト状態で利用する場合は特に必要ありません。
このページに書かれている項目を実行する際、必要に応じて作成してください。
このファイルに、以下のようなフォーマットで環境変数を設定します。
setenv 環境変数の名前 '環境変数の値'
「HaptiChemシステム」に関係する環境変数の名前とデフォルトの値は以下になります。
HaptiChemWebPageUri
HaptiChemMailUri
HaptiChemManualBaseUri
サンプルファイル:「SetEnv.txt」
※ 「@@」の部分は、「@」に変更してください。
行の最初に「#」 (シャープ)が記述されていると、その行はコメントとなります。
設定されていないことと同じになりますので、一時的に設定を解除したい場合や、設定に関する覚え書などを記述する場合に利用してください。
同じ環境変数の名前のものを複数記述すると、ファイルの下の位置に記述されているものが有効になります。
「HaptiChemシステム」の使用手引きは、 ランチャーや各ツールの「Misc」->「Manual」メニューを選んだ時に、ウェブブラウザで表示されます。
デフォルトでは、「HaptiChemシステム」の公開サーバ内のページを参照するようになっています。
ネットワーク環境を利用せず、ローカルにダウンロードしたマニュアルを参照したい場合は以下の手順を行ってください。
HaptiChemのHPから、「HaptiChemシステム」の使用手引きのファイルを一式ダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを解凍すると、以下のようなフォルダやファイルが作成されます。
Manuals +- index.html +- *.html +- images/ | : +- HCLauncher/ :
このフォルダを自分の好きな場所に移動します。
「Manuals」というフォルダ名を変更しても構いません。
基本的にはどんな場所に移動しても構いませんが、日本語コードが入っているパス(ex. 「デスクトップ」)を利用することは避けてください。
その後、環境設定ファイルに、「HaptiChemManualBaseUri
」という環境変数名で、マニュアルフォルダの場所を絶対パスで指定します。
ランチャーや各ツールの「Misc」->「Manual」メニューを選んだ時に、インストールした場所にあるマニュアルが表示されれば、正常に設定されています。
ホームディレクトリの直下に、「HaptiChemManuals」というフォルダを作成します。
その中に解凍した「Manuals」フォルダの中身を移動します。
$(HOME) +- HaptiChemManuals/ +- index.html +- *.html +- images/ | : +- HCLauncher/
以下のように環境変数を設定します。
setenv HaptiChemManualBaseUri 'file:///c:/username/HaptiChemManuals/' |