2007年01月25日


共通操作

このページでは、HaptiChem システムのアプリケーションで共通な操作をまとめています。

もくじ:

「ケモじゅん」使用手引きの「ビューアのウィンドウ操作」も参照してください。


HaptiChem ボタン

HaptiChem システムは、SPIDAR-G へ力を提示したり、位置を取得してウィンドウの表示を変更する為に、SPIDAR-G と接続しています。
これらのボタンでSPIDAR-G との接続状態を制御できます。

SPIDAR-G と接続せずにシステムを利用している時でも、HaptiChem 側のみで動作します。
ただし、ボタンを押しても動作に変化がない場合は、ボタンが押される状態にはなりません。


calibrateButton.jpg キャリブレーションボタン

SPIDAR-G と接続して操作している時は、ホームポジションを設定します。
ダイアログが出ますので、SPIDAR-G のグリップを移動させて、「OK」ボタンを押してください。
力の提示を感じやすくするために、フレームの中心(モータから等距離の位置)にホームポジションを設定することをおすすめします。

CalibrateDialog.jpg

SPIDAR-G と接続していない場合は、ツール毎に決められたホームポジションに、グリップが移動します。


visualButton.jpg 視覚ボタン

表示タスクを実行します。

ボタンが押されている状態で、SPIDAR-G と通信してグリップの位置を取得し、ホストコンピュータのウィンドウ内のグリップの位置を動かします。
ボタンを押されていない状態では、SPIDAR-G でグリップを動かしても、ウィンドウ内のグリップは停止したままになります。


hapticButton.jpg 力覚ボタン

力覚タスクを実行します。

ボタンが押されている状態で、SPIDAR-G と通信して力を提示します。
ボタンを押されていない状態では、SPIDAR-G にツールからの力の提示はなくなり、最低張力で引かれている状態になります。


HaptiChem ボタンのショートカットキー

HaptiChem ボタンが配置されているウィンドウ選択時にキーボードショートカットを利用できます。
ただし、ウィンドウの選択状態や、SPIDAR-G との接続状態、ツールなどの条件によっては、利用できません。
※ 106 かな漢字キーボード対応

c (Calibration) キャリブレーションを行います。
calibrateButton.jpg キャリブレーションボタンを押すのと同様です。
r (Reset)
Esc
v (Visual) 表示タスクのオン/オフを切り替えます。
visualButton.jpg 視覚ボタンを押すのと同様です。
d (Display)
Enter
h (Haptic) 力覚タスクのオン/オフを切り替えます。
hapticButton.jpg 力覚ボタンを押すのと同様です。
f (Force)
Space

SPIDAR-G を接続していない時の位置移動

SPIDAR-G に接続していない場合、マウスやキーで、操作対象の位置を移動できます。

動かせる範囲は、各ツール(もしくは連動しているビューファインダ)で表示される境界箱の内部のみになります。


マウス操作

SPIDAR-G に接続していない場合、位置移動をするのにマウスを利用できます。
ビューア内でマウスをドラッグすると、マウスカーソルの形が fingerPointer.jpg (fingerPointer)に変化します。
マウスカーソル位置に、ビューア内のグリップがついてきます。
投影平面上でのみの操作になりますので、グラブボタンやホィールなどで視線方向を変えて、操作してください。

SPIDAR-G に接続している時は、マウスでドラッグしてもグリップは移動しません。
SPIDAR-G を利用して位置を動かしてください。


位置移動のショートカットキー

SPIDAR-G に接続していない場合、位置移動をするのにキーボードショートカットを利用できます。
ただし、ウィンドウの選択状態や、ツールなどの条件によっては、利用できません。
※ 106 かな漢字キーボード対応

操作対象を、矢印の方向へ移動します。
[Shift]キーと同時に押すと、移動速度が変化します。

HaptiChem