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フォーマルアプローチ特集号 (英文論文誌D) 論文募集

電子情報通信学会論文誌 英文 ED 分冊 フォーマルアプローチ特集 編集委員会

フォーマルアプローチ(形式手法・形式技法・形式理論)は,情報システムや組込みシステムの設計開発における信頼性向上の鍵となる重要な基盤です.これまで,設計対象のモデル化,要求分析と仕様記述,コード自動生成,テストと検証,保守と再利用などに関する技術と理論的知見を生み出してきました.近年の情報技術の進展に伴う対象領域の拡大に伴い,フォーマルアプローチは従来にも増して多様な分野で用いられるようになり,ますます発展しています.

本小特集は,情報システムや組込みシステムの設計・運用におけるフォーマルアプローチについて,基礎理論から応用まで,幅広い研究を対象にしています.個別の対象領域に特化したケーススタディから,分野横断的な手法や理論まで,様々な方面から,フォーマルアプローチ研究に携わる若手研究者を奨励するとともに,この分野の研究が更に発展することを目指しております.

奮って御投稿下さいますよう御案内申し上げます.

1. 対象分野

主な対象は以下のとおりですが,これに限らず,「情報システムや組込みシステム及びそれをとりまく環境を定式化した上で,そのシステムの振舞いの解析や性質の導出を厳密に行い,設計・運用に関わる種々の問題の解決を図る」ことを目指した論文を広く募集します.

2. 論文の執筆と取扱い

論文 (一般論文),レター,及びサーベイ論文を募集します.投稿規程等は電子情報通信学会の英文誌の規程と同じです.以下の規程を御参照下さい.

The Information for Authors”(IEICE Transactions on Information and Systems)
http://www.ieice.org/eng/shiori/mokuji_iss.html

3. 主なスケジュール

論文投稿締切
2020 年 10 月 23 日 (金) 23:59 JST (厳守)
第一回判定通知予定
2020 年 12 月 22 日 (金)
初回修正締切
2021 年 2 月 19 日 (金)
最終判定通知予定
2021 年 3 月 30 日 (火)
発行予定
2021 年 10 月号

4. 投稿方法

本特集では,電子投稿のみを受付けます.論文を下記の web page から投稿して下さい.初期投稿時に,編集可能な論文本体 (TeX/Word),図,著者の写真,biography も投稿する必要があります.

https://review.ieice.org/regist/regist_baseinfo_e.aspx

投稿の際には以下の項目を選択してください.

“Journal/Section” -> “[Special FO] Formal Approaches”

同時に WEB 上で著作権譲渡手続きができます.投稿手続きについて御不明な点がございましたら,問合先まで御連絡下さい.

5. 掲載料

招待論文を含むすべての著者は,論文が採録となった場合,2021 年 6 月頃に掲載料をお支払い頂くことになります.2021 年 7 月 15 日までに支払いが完了しない場合には,採録取り消しとなります.

6. オープンアクセスオプション

電子情報通信学会論文誌は,2019 年 1 月号掲載論文から,著者が通常の掲載料に加え追加料金を支払うことで,論文をオープンアクセスにできる選択肢を試行的に提供致します.オープンアクセスオプションに関する詳細は,“Information for Authors” (http://www.ieice.org/eng/shiori/mokuji_iss.html) を御参照下さい(オープンアクセスオプションは試行段階であり,予告なく変更されることがあります).

7. 特集 編集委員会

委員長:石川冬樹(情報研) 幹事:山口真悟(山口大),横川智教(岡山県立大学) 委員:青木利晃(北陸先端大),青木善貴(日本ユニシス),來間啓伸(日立),小林孝一(北大), 立石孝彰(日本IBM),土屋達弘(阪大),山田晃久(産総研)