本研究では、インターネット上で公開される各種テキストや個人・組織が管理する文書を対象として、関連する情報を結び付ける「情報リンケージ」プラットフォームの実現を目指す。 本研究で提案する情報リンケージ技術とは、無秩序に拡大する大量情報の中からその場で自分の必要とする情報を的確に取り出し、わかりやすく提示する新しいアプローチであり、 従来からの情報検索、フィルタリング、質問応答の技術と情報統合を組み合わせ、新しい情報獲得手法として体系化を図ろうとするものである。 これによって、たとえば独立に運用されるポータルサイトからの情報を統合して、包括的で偏りのないレビューを利用者に即座に提示するといった機能が実現される。 情報リンケージの対象としては、本研究では特に、適用範囲の重要さと研究期間内での実現可能性を鑑み、本や人物や製品といった具体物(モノ)および台風や選挙といった事件(イベント)に絞り込む、 情報リンケージを実現する技術を提案し、知的な活動に寄与する実用技術としてプロトタイプ実現に取り組む。




安達 淳 (国立情報学研究所)大山 敬三 (国立情報学研究所)
高須 淳宏 (国立情報学研究所)相澤 彰子 (国立情報学研究所)
江口 浩二 (国立情報学研究所)井上 雅史 (国立情報学研究所)
正田 備也 (国立情報学研究所)深川 大路 (国立情報学研究所)