2007年01月25日


HaptiChem システムのインストール(ランタイム版)

もくじ:


はじめに

HaptiChemシステムをインストールすると、分子間力を計算して関数の形を表示するツールなどを利用できます。
SPIDAR-G を併せて利用すれば、3次元空間での位置の指定がしやすく、さらに分子間力を体感できます。
SPIDAR-G がなくても、マウスで位置の操作は可能です。


準備するもの


インストール

「HaptiChem」の ランタイム版ファイル を用意します。

ランタイム版ファイル をハードディスクの中の適当なディレクトリに展開します。
展開すると、次のようなフォルダやファイルが作成されます。

Windows - 英語版

HaptiChem???WinRTe
    +- ChemoJunMolData/
    |   +- *folders*/
    |        +- *.mol
    |        +- *.2D.mol
    +- glu32.dll
    +- HaptiChem???RT.im
    +- HaptiChem.dll
    +- herald.bmp
    +- herald.wav
    +- IHCSpidarG.mot ※1
    +- JunWinQT.dll
    +- opengl32.dll
    +- ReadMe.txt
    +- SPIDAR_G6_ASH_10_L.txt ※1
    +- SPIDAR_G6_ASH_10_R.txt ※1
    +- visual.bat
    +- visual.exe

※1のファイルは、SPIDAR-G を接続する場合、API ソフトウェアのインストールディレクトリから同名ファイル(実際に利用するSPIDAR-G の設定のもの)をコピーして、上書きしてください。

Windows - 日本語版

上記の「Windows - 英語版」に加えて、下記のフォルダがあります。

HaptiChem???WinRTj
    +- ja/
        +- chemoJunDictionary.idx
        +- chemoJunDictionary.lbl
        +- hcDictionary.idx
        +- hcDictionary.lbl
        +- junDictionary.idx
        +- junDictionary.lbl

圧縮ファイルがマウントされた状態ではなく、必ずハードディスク内に上記のフォルダをコピーしてください。
このフォルダを「ランタイム版ディレクトリ」とします。
これでインストールは終了です。


起動方法

以下のように起動します。

ランタイム版ディレクトリ内にあるバッチファイル「visual.bat」 をダブルクリックして、起動します。

起動すると、スクリーンの左上にHaptiChemランチャーが出現します。

WinHaptiChemLauncherE.jpg

終了方法

終了するにはHaptiChemランチャーのウィンドウを閉じます。
ランチャーの「×」アイコンをクリックします。
本当に終了するかどうかの確認ダイアログが出ますので、問いに答えて終了してください。

WinLauncher_closeDialog.jpg

日本語表示と英語表示の切り替え方法

日本語版のメニューやメッセージは、デフォルトで日本語になっています。
ランタイム版ディレクトリの直下にある「ja」ディレクトリを移動させることで、メニューなどを日本語と英語に切り替えることができます。

英語表示にする場合

システムを起動中の場合は、終了しておきます。
「ja」のディレクトリを他の場所へ移動します。
システムを起動すると、英語表示になります。

WinHaptiChemLauncherE.jpg

日本語表示にする場合

システムを起動中の場合は、終了しておきます。
「ja」のディレクトリをランタイム版ディレクトリの直下に戻します。
システムを起動すると、日本語表示になります。

WinHaptiChemLauncherJ.jpg

※「ja」のディレクトリを移動する際は、必ず起動中のシステムを終了させてから行ってください。


HaptiChem