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HaptiChemシステムをインストールすると、分子間力を計算して関数の形を表示するツールなどを利用できます。
SPIDAR-G を併せて利用すれば、3次元空間での位置の指定がしやすく、さらに分子間力を体感できます。
SPIDAR-G がなくても、マウスで位置の操作は可能です。
HaptiChemシステムでは、QuickTime を利用して、映像や音声などのマルチメディアを扱っています。
QuickTime がインストールされていない場合、個別にインストールする必要があります。
すでにインストールされている場合でも、QuickTime の環境設定を確認しておきましょう。
詳細は QuickTime インストール を参照してください。
以下のいずれかの「HaptiChem」のランタイム版ファイルが必要となります。
好きな環境のものを選んでください。
注:()内の ??? は、000 もしくはバージョン番号になります。
「HaptiChem」の ランタイム版ファイル を用意します。
ランタイム版ファイル をハードディスクの中の適当なディレクトリに展開します。
展開すると、次のようなフォルダやファイルが作成されます。
Windows - 英語版
HaptiChem???WinRTe +- ChemoJunMolData/ | +- *folders*/ | +- *.mol | +- *.2D.mol +- glu32.dll +- HaptiChem???RT.im +- HaptiChem.dll +- herald.bmp +- herald.wav +- IHCSpidarG.mot ※1 +- JunWinQT.dll +- opengl32.dll +- ReadMe.txt +- SPIDAR_G6_ASH_10_L.txt ※1 +- SPIDAR_G6_ASH_10_R.txt ※1 +- visual.bat +- visual.exe
※1のファイルは、SPIDAR-G を接続する場合、API ソフトウェアのインストールディレクトリから同名ファイル(実際に利用するSPIDAR-G の設定のもの)をコピーして、上書きしてください。
Windows - 日本語版
上記の「Windows - 英語版」に加えて、下記のフォルダがあります。
HaptiChem???WinRTj +- ja/ +- chemoJunDictionary.idx +- chemoJunDictionary.lbl +- hcDictionary.idx +- hcDictionary.lbl +- junDictionary.idx +- junDictionary.lbl
圧縮ファイルがマウントされた状態ではなく、必ずハードディスク内に上記のフォルダをコピーしてください。
このフォルダを「ランタイム版ディレクトリ」とします。
これでインストールは終了です。
以下のように起動します。
ランタイム版ディレクトリ内にあるバッチファイル「visual.bat」 をダブルクリックして、起動します。 |
起動すると、スクリーンの左上にHaptiChemランチャーが出現します。
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終了するにはHaptiChemランチャーのウィンドウを閉じます。
ランチャーの「×」アイコンをクリックします。
本当に終了するかどうかの確認ダイアログが出ますので、問いに答えて終了してください。
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日本語版のメニューやメッセージは、デフォルトで日本語になっています。
ランタイム版ディレクトリの直下にある「ja」ディレクトリを移動させることで、メニューなどを日本語と英語に切り替えることができます。
英語表示にする場合
システムを起動中の場合は、終了しておきます。
「ja」のディレクトリを他の場所へ移動します。
システムを起動すると、英語表示になります。
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日本語表示にする場合
システムを起動中の場合は、終了しておきます。
「ja」のディレクトリをランタイム版ディレクトリの直下に戻します。
システムを起動すると、日本語表示になります。
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※「ja」のディレクトリを移動する際は、必ず起動中のシステムを終了させてから行ってください。