Dunbundle - リピーティンググループによるDレコードのスライシング

形式

Dunbundle [ -NLS ] leaf-field-list [input-file..]

DubnDunbundleの短縮形(UNIXのみ)。

説明

Dunbundle は、入力ファイルを leaf-field-list と、与えられたリーフセパレーションアルゴリズムと により、アンバンドリングする

アンバンドリングは、リピーティングフィールドを分解する D-ファイル操作である。 一つのD-レコードから、レコードのグループが作成される。 グループの各レコードは、もとのレコードのステムフィールド (leaf-field-listにないフィールド) およびリーフのひとつからなる。 個々のリーフは、 leaf-field-list とオプション -NLSによって指定されたリーフセパレーションアルゴリズム とによって決められる。 リーフ(葉)の決定と ステム(幹)フィールド、 およびリーフセパレーションアルゴリズムについては、 マニュアル D_lsa参照。

これらについては例示するほうがやさしい。 D-ファイル"inf.d"はフィールド"key"および リピーティングフィールド"leaf"を持っている。

key:A
leaf:1
leaf:2
leaf:3

このファイルをリーフフィールド"leaf"でアンバンドリングすると、

Dunbundle leaf inf.d

次の結果となる。

key:A
leaf:1

key:A
leaf:2

key:A
leaf:3

オプション

-N
N-THオカレンスアルゴリズム。 これは、省略時のリーフフィールドセパレーションアルゴリズムである。
-L
リーディングフィールドアルゴリズム。
-S
シーケンスブレークアルゴリズム。

これらのリーフセパレーションアルゴリズムについては、 マニュアル D_lsa参照。

使用例

コマンド:

Dunbundle word indexwords.d

入力ファイルファイル"indexwords.d":

page:1
word:Dunbundle
word:leaf separation algorithm
word:leaf fields
word:stem fields
.....

結果:

page:1
word:Dunbundle

page:1
word:leaf separation algorithm

page:1
word:leaf fields

page:1
word:stem fields

.....

メッセージ

マニュアル D_msg参照。

参照

DintroDbundleD_lsa D_msg

AUTHOR

MIYAZAWA Akira


miyazawa@nii.ac.jp
2003