Dcat [ -n ] [ -F ] [ -g key-field-list ] [ -k key-flags ] [ input-file.. ]
Dcatは各 input-file から順にDレコードを読んで,標準出力に書き出す。 UNIXのcatとの主な違いは, Dcatがファイルの終わりをDレコードの区切りとして 読むのに対し,catではそれが行われない点である。
-n オプションを指定すると Dcat は,"seq"フィールドを付加する。 "seq"フィールドには1から始まる出力レコード一連番号が入る。 この一連番号は,-Fオプションを指定すると入力ファイル ごとの一連番号となり,また-gオプションを指定すると 同一キー値のレコードグループ内での一連番号となる。
Dcatは,-Fオプションが指定されている場合, 入力ファイル名を"filename"フィールドに付加する。
マニュアル D_msg参照。
MIYAZAWA Akira