Dorder - Dレコード中のフィールド順の変更

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形式

Dorder field-list [ input-file.. ]

説明

Dorderfield-list 引数の指定に従って, D-レコード内のフィールド順を変更する。 field-list の最初のフィールドが,出力レコード内の 最初のフィールドとなり, field-list の2番目のフィールドが,それに続き, というようにフィールド順を変更する。 field-list に指定されたフィールドが,入力レコードにない場合, 単に無視される。 入力レコードのフィールドで, field-list 中にないものは, field-list 中にあったフィールドの後ろに並ぶ。 これらのフィールドのフィールド順は保存される。

field-list は排他リスト("^"ではじまる)でもよい。 この場合,フィールド順は実際の入力レコードに現れた順によって 決定される。 最初に, Dorderは,空のフィールド順リストを作成し, 処理中,新しいフィールド名に出会うごとに それをフィールド順リストの後ろに加えていく。 このフィールド順リストにより,フィールド順変更処理を行う。

指定されたフィールド名のフィールドが複数あった(リピーティングの)場合, それらは,まとめて動かされる。 例えば,

a:1
b:1
a:2
b:2

Dorder a,b

コマンドによって

a:1
a:2
b:1
b:2

となる。

オプション

-D [i/o]datautf=8|16|32
UTF入出力機能参照。

環境変数

Ddatautf, Didatautf, Dodatautf
UTF入出力機能参照。

使用例

排他フィールドリストの使用例: field-list:

Dorder "^a"

コマンドは次のファイルを

a:1
b:1
c:1

d:2
c:2
b:2
a:2

以下のように変える:

b:1
c:1
a:1

b:1
c:1
d:1
a:1

メッセージ

マニュアル D_msg参照。

参照

DintroD_msg

AUTHOR

MIYAZAWA Akira


miyazawa@nii.ac.jp
2003