調査

メンバによる実施調査リスト

1 CPS Week 2010* HSCC(ハイブリッド),ICCPS(CPS),IPSN(センサーネットワーク),LCTES(ランゲージ,コンパイラ),RTAS(リアルタイム)の5つの国際会議の集合体.ICCPSは第1回の開催で,CPSの様々な応用が広く浅く新しく語られる場.「CPSとは」という合意形成の試み.EU-ESDとUS-CPSの協力の検討(EU-USワークショップ). 豊島
2 QAPL School* プログラミングにおけるさまざまな量的側面についての最新の状況について、ヨーロッパで指導的な立場にある研究者の講演発表があった(11件)。確率・時間をはじめとする連続量による振舞の特徴づけに関する研究は、CPSの振舞の正当性の裏付けとして重要な分野であり、ヨーロッパにおけるCPS基礎研究の最新動向について有用な情報収集を行うことができた。 結縁
3 CONCUR 2010 並行計算およびプログラミング基礎の分野において指導的な位置にある学会である。主としてCPSの基礎となる最新の理論研究の発表があった。CPSの検証の基礎技術となる、型理論・プロセス計算・形式言語理論などの最新研究について情報を収集した。 結縁
4 RODIN Workshop* FP7-ICT DEPLOYプロジェクト主催。Event-B/RODINに関する。RODINプラグイン(特定応用向けEvent-B仕様スタイルと関連ツール)の議論。RODIN開発を担っているSystrel社のエンジニアとも交流。J.-R. Abrial氏と招聘計画を相談。 中島
5 SEFM 2010* もとはプロセス計算の応用が中心の国際学会。最近はプログラム検証から要求仕様まで幅広いテーマをカバー。モデル検査、SMT等の自動検証に関する発表が多い。リアルタイム性に関わる検証技法を含む。 フランツ
6 MODELS 2010 モデリングに関する国際会議.物理系も含むモデリングの話題が増えた.Modelicaコミュニティーのメンバーが主に集まったEOOLTワークショップで活発な議論.分析と設計のモデルを区別する大勢と現実,対して統合したいという理想.この意味で(Osloだけに)Simulaからの歴史を回想. 豊島
7 IFIP/SEUS 2010* 組込みシステム、ユビキタスシステムの基本技術であるリアルタイム系技術に関するシンポジウム。モデル駆動開発、形式検証の発表もあり。台湾のCPS関連プロジェクトについて聞き取り(Jane W.S. Liu教授) 中島
8 ESWeek 2010 EMSOFT(組込みソフト),CASES(コンパイラとアーキテクチャ),CODES-ISSS(コデザイン)の3つの国際会議の集合体.EMSOFTではハイブリッド,制約ソルバ,リアルタイム,モデル(BIP, Ptolemy等),省電力,等.教育のワークショップWESEでは,各国の教育取組みやE.A.Lee教授の教科書の紹介 豊島
9 IEEE RTSS 2010* スケジューリングをSMTで解く話題など.リアルタイムな耐故障,負荷変動対処,セキュリティなどに対するニーズ.防衛関係参加者多数.モデルレベルでの検証とその後の統合・ビルド(AVICPSワークショップ).異種のMoCを合わせたモデルの検証がホット.方法論へはV&V&C(Certificate)のニーズ. 豊島
10 DESTECS* 零下10度の12月に訪問。FP7-ICT/ESDのプロジェクト。VDM-RT(制御系)と20sim(プラント)のコシミュレーションに基づく高信頼設計支援ツールの研究開発。VDMのオープンソースOvertureと連携。産業界とのIFG(Industry Follow Group)という協力の枠組みを実施。 佐原, 豊島, 中島
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SSR以外の研究資金支援による調査活動

開催イベント

1 SSRミーティング 7月5日 国立情報学研究所
11月5日 北九州市立大学
1月28日 名古屋大学
3月18日 (災害のため中止)
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  • 第3回 軽井沢土曜懇話会*
    • 潮先生(大阪大学): 制御工学の立場から
    • 上田先生(早稲田大学): ロジックプログラミングの立場から
11月20日 NII国際高等セミナーハウス
3 Jean-Raymond Abrial氏 形式手法セミナー* 2月16日、17日 国立情報学研究所
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SSR以外の研究資金支援によるイベント