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CPSWeek 2011* |
HSCC(ハイブリッド),ICCPS(CPS),IPSN(センサーネットワーク),LCTES(ラン
ゲージ,コンパイラ),RTAS(リアルタイム)の5つの国際会議の集合体である点は
昨年と同様.参加登録は495名で,最多は米国,次いでドイツ,スウェーデン,
韓国の順.採択率は概ね20%~30%台であり質は保たれている印象.
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豊島 |
2 |
ICSE 2011* |
ソフトウェア工学全般をカバー.プログラムテスティングや軽量形式手法など
高信頼性に関する研究発表が増加.自己適応(self-*)などが新しい方向性.
教育に関する併設コンファレンスCSEE&Tで「複雑さへの対処」や「抽象化」
の重要性が議論.
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中島 |
3 |
AVoCS 2011* |
自動検証に関するワークショップで,英国とドイツが中心.
Javaカード・プログラムの自動検証(ベルギー)など実用的な話題も増加.
Tom Maibaumがカナダで推進しているCertificationの考え方ならびに実際の問題点など
について講演. |
フランツ,中島 |
4 |
MODELS 2011* |
UMLから発展した「モデリング」に関わる技術を取り扱う.モデル記述の
信頼性担保の技術として形式検証への期待が大きい.また,モデル記述の
進化発展の研究が進められている. |
小飼,豊島 |
5 |
ESWeek 2011* |
組込みシステム関連の複数学会を同時開催.
組込みソフトウェアのEMSOFTはハイブリッドシステム検証が源流でCPSも範囲.
形式検証,Certification,モデリングなど.併設のATVAは自動検証が中心で,
E.M. Clarke教授(CMU)が統計モデル検査を招待講演で紹介.
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中島 |
6 |
ETAPS 2012 |
ソフトウェアに対する自動解析・検証関連の6学会が同時開催.検証が
主体のTACASでは、統計/確率モデル検査の講演が4件、統計モデル検査
ツールの紹介が1件.H. Hermanns(独Saarland大)の招待講演では確率・
時間・コスト付システムの統計モデル検査法とそのスマートグリッド検証
の応用が紹介.併設ワークショップQAPLでは、統計的モデル検査ツール
の招待講演,確率モデル検査、量的情報流の講演あり. |
関,結縁 |
7 |
CPSWeek 2012* |
はじめてのアジア地区での開催.約400名が参加.HSCCは到達性検査やコントローラ合成に関する発表が多い.統計的な方法(統計的モデル検査,等)や進行性検査の話題の登場.異種モデル検証結果の統合に関する研究構想(CMU)が目を引いた.ICCPSは応用主体で玉石混合といったところ.
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中島 |