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[ntcir:118] Re: Round-Table Discussion on March 7



[Japanese Message only]

NTCIR-4 patent retrieval task organizers
ntcadm-patent@xxxxxxxxx

======
皆様

3月7日に行われた特許検索タスクの説明会
(下記)について,

* 説明会資料(Powerpointファイル)
* 補足資料(プレーンテキスト)

を添付致します.

補足資料では,昨年12月26日の検討会からの
変更点や当日の質疑応答が含まれています.

多数のチームの参加をお待ちしております.

NTCIR-4 特許検索タスクオーガナイザ
ntcadm-patent@xxxxxxxxx

> From: Atsushi Fujii <fujii@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>
> Subject: [ntcir:113] Round-Table Discussion on March 7
> Date: Wed, 26 Feb 2003 16:34:01 +0900 (JST)
> Message-ID: <20030226074144.8431.qmail@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>

> ===(Japanese announcement)==================================
> (重複して受け取られた方はご容赦下さい)
> 
> 皆様:
> このたび,次回NTCIR-4における特許検索タスクに
> に関する説明と意見交換,質疑応答のための検討会
> を開催することになりました.直前のアナウンスに
> なってしまい申し訳ございませんが,どうぞ奮って
> ご参加ください.
> 
> 日時:
>   2003年3月7日(金)10:00-12:00
> 場所:
>   国立情報学研究所 14階セミナー室1
> 内容:
>   (1) NTCIR-4 特許検索タスクの説明
>   (2) 全体討論
> 
> 参加される場合には,お手数ですが,前日までに
> お名前・ご所属を ntcadm-patent@xxxxxxxxx まで
> ご連絡ください.
> 
> ご意見やタスク参加への関心なども受け付けております.
> 
> どうぞよろしくお願いいたします.
> 
> NTCIR-4 特許検索タスクオーガナイザ
> ntcadm-patent@xxxxxxxxx

Attachment: 030307.ppt
Description: MS-Powerpoint presentation

NTCIR-4 特許検索タスク 説明会(2003年3月7日開催)補足資料

                                    2003年3月13日
                                    NTCIR-4 特許検索タスクオーガナイザ
                                    ntcadm-patent@xxxxxxxxx

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内容

1. タスク検討会(2002年12月26日開催)からの主な変更点
2. 説明会での主な質疑応答
3. その他の補足事項
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1. タスク検討会(2002年12月26日開催)からの主な変更点

フィージビリティスタディ(FS)タスクの特許マップ作成に用いる元情報が
変更された.

(旧)NTCIR-4 基本タスクの検索結果
(新)NTCIR-3 の検索結果(判定済みの適合文書)

今回の変更は,

NTCIR-4 で行う無効資料調査よりも,NTCIR-3で行った技術動向調査の方が
特許マップ作成の元情報として適している,

NTCIR-3 の適合文書は既に存在するため,比較的早期にタスクに着手できる,

などの理由による.


2. 説明会での主な質疑応答

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(質01) 課題となる特許以降に出願された特許をリソースとして使ってよいの
       か.
       時間軸上での矛盾(実際の検索場面では後に出願された特許は使えな
       い)はあるが,課題となる特許が現在出願されたと仮定することで解
       消すれば良いのでは.
(答01) そのように仮定し,後出願の特許をリソースとして使うことを許す.
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(質02) パッセージにはバラツキがある.
       特許検索タスク公式のパッセージIDを用意してほしい.
(答02) 用意する.パッセージIDを付与するツールも配布予定.
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(質03) パッセージの対象として「請求項」自体は抜いてもよいのではないか.
(答03) 広く権利を請求している特許を無効化する際は請求項をぶつける場合
       もあるため(JAPIO),請求項も対象とする.
       ただし「要約」はパッセージに含めない.
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(質04) 特許の専門家でないために判定者の判定基準がわからない.
(答04) 判定者(JIPA)に質問することは可能.タスク終了後に新たに正解候補
       の特許を見つけたときも,その課題の判定者に判定してもらうことも
       可能.判定者(JIPA)もテストコレクションを作って終りというよりも,
       タスク後にブラッシュアップしていくことを望んでいる.
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(質05) 画像データは入手できるのか.
(答05) 基本的には配布することができるが検討中.いずれにせよ,文書デー
       タと同時期の配布は難しい.後日,意見/要望を聞くことになると思う.
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3. その他の補足事項

(基本タスク)

ドライランとフォーマルランでは,フィードバック(JIPAの判定結果やコメン
トに対する質問および回答)の期間を設けることを検討している.

検索課題として(請求項だけでなく)公報全文を配布して,検索に使用してよ
いフィールド(IPCなど)をオーガナイザが指定する.

審決公報を見てもよいが(業務などで),検索タスクの訓練データとして使用
しないでほしい.

(FSタスク)

課題は,3〜4件程度を予定しており,できるだけ早く配布する.

FSタスクの参加者には,JIPAが作成した模範解答の他,提出された特許マップ
に対するコメント(添削)を返すことも検討している.


以上