情報アクセス技術、開発して終わりにしていませんか?
NTCIRワークショップは過去10年以上に渡って、様々な情報アクセス技術の評価基盤の形成とその研究コミュニティへの提供に取り組んできました。情報
学の最先端で活躍される研究者によって運営されてきた評価タスクはのべ37を数え、タスクへの総参加グループ数は517にものぼります。前回の
NTCIR-8では15カ国から参加があり、4分の3以上は海外からの参加グループでした。これらのコミュティ活動から生まれた評価用データセットは「テ
ストコレクション」と呼ばれ、新しい情報アクセス技術に対し再現性の高い評価実験環境を提供します。現在、1500以上の研究グループがNTCIRテスト
コレクションを研究目的で利用しています。またNTCIRでは日々開発される新しい技術の評価手法についても活発に議論しています。
この度、9回目のワークショップとなるNTCIR-9の詳細が決まりました。つきましては、NTCIR-9の内容を特に国内のみなさまに広く知っていただくと共に、タスク参加の御案内も兼ねて、キックオフイベントを開催いたします。
情報アクセス分野の学生や若手研究者のみなさん、指導学生が(沢山)いらっしゃる先生方、企業で研究をなさっている方、または情報学に興味のある方々、どなたでも自由に参加できます。お誘い合わせの上、奮ってご参加下さい!
情報アクセス技術の進歩を一緒に体験しましょう!
<NTCIR-9 Kick-Off Event>
- 日時: 平成22年10月5日(火)13:30〜(日本語セッション) 15:30〜(英語セッション)
- 会場: 国立情報学研究所 学術総合センター2階 中会議室2・3 http://www.nii.ac.jp/access/
- 開場: 13:15
- 参加費: 無料
- 定員: 80名(事前登録必要なし)
- Twitter: http://twitter.com/ntcir
- Ustream: http://www.ustream.tv/channel/ntcir-9-kick
- 配布資料:|スライド(日本語) [PDF]|スライド(英語)[PDF]|
|オーガナイザ|テストコレクション|NTCIR座談会(NII Today)|
<プログラム>
- NTCIRの概要
- NTCIR-9の特徴
- NTCIR-9採択タスクの紹介
- NTCIR-9参加のメリット
- NTCIR-9タスクへの参加方法
- NTCIR-9の予定
- 質疑応答
<NTCIR-9 Evaluation Co-Chairs>
- 酒井 哲也(Microsoft Research Asia, China)
- 上保 秀夫(筑波大学)
<NTCIR-9 General Co-Chairs>
- 神門 典子 (国立情報学研究所)
- 加藤 恒昭 (東京大学)
- 隅田 英一郎 (独立行政法人 情報通信研究機構)
お問い合わせは NTCIR事務局 ntc-secretariat
まで