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NTCIR-8 Meeting
参加者募集
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第8回NTCIRワークショップ(NTCIR-8)成果報告会および第3回情報アクセスの評価に関する国際ワークショップ(EVIA2010)へのご参加について、ご案内申し上げます。

招待講演は、IBMリサーチから、米国人気クイズ番組ジョパディ!に挑戦するQAシステム(6月16日 10:30〜11:30)と、独自アプローチをとるMicrosoftのサーチエンジン Bingのヴィジョン、利用者行動研究と評価について(6月15日 13:00〜13:50)を予定しています。

また、他の評価ワークショップから、ヨーロッパのCLEFの今後、米国TRECから100TBのWebのテストコレクションやWeb検索向けの多様性に着目した評価の紹介(6月17日9:15〜10:00)。

また、今回、新たな試みとして日本の研究機関等で作成・公開されている情報アクセス研究に役立つ各種の言語資源の展示(6月16日〜18日)も行う予定です。

NTCIRのタスクに参加していなくても、どなたでも、ご参加いただけるオープンな会議です。学生さんは聴講は無料です。情報アクセス技術に関する研究分野(情報検索、自然言語処理、データ工学、機械翻訳など)にご関心がある方は、どなたでも歓迎いたします。どうぞ、奮ってご参加ください。多数のご参加をお待ちしています。

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日程: 2010年6月15日〜18日
会場: 学術総合センター(神保町・竹橋)

http://research.nii.ac.jp/ntcir/ntcir-ws8/meeting/index-ja.html
EVIA 2010:http://research.nii.ac.jp/ntcir/ntcir-ws8/EVIA-2010/index.html
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NTCIRは、情報アクセス技術の研究促進を目的として、研究に必要不可欠な大規模かつ再利用可能な実験用データセットを提供します。さら に、研究上のアイディアや妥当な評価方法について議論できるフォーラムを提供します。具体的には、複数の研究チームが共通の「研究課題(タスク)」を進めることで、協調と競争のバランスを保ちながら研究者コミュニティー の発展を目指しています。

前回の成果報告会には、17カ国から200名以上の研究者 が出席し、活発な議論と意見交換の場を持ちました。出席者の約半数はNTCIRのタスク参加者、残りの半数の方々も議論に大いに貢献してくださいました。今年も、多数の情報アクセス技術研究者が一同に会します。ぜひ、ご出席の上、今後のさらなる研究発展に向けた議論に参加してください!


今回のNTCIR-8では、以下のタスクを設定しました。

・複雑な質問を扱う言語横断質問応答 (CCLQA)
・地理・時間情報の検索 (GeoTime)
・質問応答向け文書検索 (IR4QA)
・多言語意見分析 (MOAT)
・特許情報のマイニング (PATMN)
・特許情報の翻訳 (PATMT)
・コミュニティQA (CQA, パイロットタスク)



成果報告会の2日目から4日目(6月16〜18日)に、各チームの研究成果や、比較評価によって得られた知見が発表されます。

初日(6月15日)には、情報アクセス技術評価に関する 国際ワークショップ(EVIA 2010)と、初めて参加される方を対象とした「NTCIRの紹介」が企画されています。NTCIR-8の成果報告会に参加登録された方は、4日間の全ての企画に参加することができます。

さらに、次のようなエキサイティングな招待講演を予定しています。

・(6月16日 10:30〜11:30)
 Building Watson: A Grand Challenge in Automatic NL Question Answering"
by David A. Ferrucci and Koichi Takeda (IBM Research)
http://research.nii.ac.jp/ntcir/ntcir-ws8/meeting/program-long-en.html#deepqa

(6月15日 13:00〜13:50)
 "Microsoft's Bing and User Behavior Evaluation"
by John Nave (Principal Development Manager, Search Technology Center, Microsoft)
http://research.nii.ac.jp/ntcir/ntcir-ws8/meeting/program-long-en.html#bing

・(6月17日9:15〜10:00) 関連評価プロジェクトからの報告
  + "CLEF, CLEF 2010, and PROMISEs: Perspectives for the Cross-Language Evaluation Forum"
by Nicola Ferro (the University of Padua, Italy)
http://research.nii.ac.jp/ntcir/ntcir-ws8/meeting/program-long-en.html#clef

+ "ClueWeb09 and TREC Diversity"
 
by Charles Clarke (University of Waterloo, Canada)
http://research.nii.ac.jp/ntcir/ntcir-ws8/meeting/program-long-en.html#trec

 1つめの招待講演は、ディープな自然言語処理と情報アクセス技術の粋を駆使して米国の人気クイズ番組「ジョパディ!」に挑戦しようというグランドチャレンジについてのご講演です。コンピュータが人間の知を超えることができるのか!

 2つめの招待講演は、Webサーチに対するユニークなアプローチで知られる検索サービスBingのヴィジョンと設計プリンシプル、そしてその背後にある膨大な利用者行動研究と評価についてご講演いただく予定です。

 3つめと4つめは、他の評価プロジェクトからのブリーフレポートとして、新しい世代に入ったCLEFの新しい体制と今後の展望についてと、TRECで使用した100TBのWEBテストコレクションと検索結果の多様性に着目した評価手法です。NTCIRでは、異なるアプローチで多様性に着目した評価手法のタスクが提案される予定です。


日本の各種研究機関で作成されている情報アクセス研究に役立つ言語資源として、次のプロジェクトの展示も行います。

* 言語グリッド -世界の言語サービスを連携し,異文化コラボレーション活動を支援
* 高度言語情報融合フォーラム
(Advanced Language Information Forum (ALAGIN))
*『現代日本語書き言葉均衡コーパス』の設計および実装と予備的分析
* 言語資源協会(Language Resource Association (GSK))
* 国立情報学研究所 情報学研究データリポジトリ
(Informatics Research Data Repository, NII (NII-IDR))
* 国立情報学研究所 音声資源コンソーシアム
(Speech Resources Consortium, NII (NII-SRC))
* 国立情報学研究所 NTCIR


  どうぞ、ご期待ください


オンライン参加登録は
http://research.nii.ac.jp/ntcir/ntcir-ws8/meeting/registration_ws8.html

お得な料金の早割は6月4日まで延期しました。この機会に、ぜひ、参加登録をお願いします。

学生さんは無料で参加できます。(ただし、無料参加の場合、予稿論文集の
CD-ROMおよび抄録集はつきません。)オンライン論文集は、成果報告会の初
日からWeb上で閲覧可能となります。(別途、論文集を購入することも可能
ですが、その場合は事前登録の早割(6月4日まで)がお得です)

皆様の参加を心よりお待ちしております。
お問い合わせ

NTCIR事務局:
ntc-secretariat


Last updated: June 01, 2010