Dpack - リピーティグフィールドの連結

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形式

Dpack [ -t default-delimiter ] [ -z default-options ] field-format-list [ input-file.. ]

説明

Dpack はリピーティングフィールドを単一フィールドにパックする。 パックすべきフィールド名は field-format-list で与える。 パックされたフィールドのフィールド名は オリジナルにフィールド名と同じで, オリジナルフィールドの値に field-format-list の出力フォーマットを適用して一つの文字列を作成し,値とする。 (フィールドリストにフォーマットが指定されていない場合, -t および -z オプションが適用される)。 オリジナルフィールドは消去され, 代わりに,オリジナルフィールドの先頭のフィールド一に, この新しいフィールドが置かれる。

field-format-list の各フィールドは独立にパックされる。 すなわち, field-format-list が"a,b"のとき, フィールド"a"が先にパックされ, 続いてフィールド"b"がパックされる。

Dpack の出力フォーマットでは,位置指定に absoluteDIGITS-DIGITSまたは(DIGITS)) および f (フィールド名付オプション)は禁止される。

オプション

-t default-delimeter
field-format-list に対する省略時区切り字を与える。省略時はTAB制御文字となる。
-z default-options
に対する省略時のフォーマットオプション(lrqxQb)を与える。 省略時はオプションなしである。
-D [i/o]datautf=8|16|32
UTF入出力機能参照。

環境変数

Ddatautf, Didatautf, Dodatautf
UTF入出力機能参照。

使用例

コマンド:

Dpack -t "/" "y,v:r:%8.6e,t://"

入力:

a:1
t:p
y:1996
v:0.58
y:1997
v:-.756
t:a
t:c
t:k
t:e
t:d

結果:

a:1
t:packed
y:1996/1997
v:5.800000e-01/-7.560000e-01

メッセージ

マニュアル D_msg参照。

参照

DintroDunpackD_fmtD_msg

AUTHOR

MIYAZAWA Akira


miyazawa@nii.ac.jp
2003