九州大学内田研究室の備瀬客員准教授らの病理画像解析の研究に関する論文が、CVPR 2019に採択されました。

病理医が病理組織を検鏡する際、部位によって拡大倍率を変えて観察しています。つまり、弱拡大では視野を広く観察し、強拡大では高解像度で観察しています。そこで、

・複数の倍率画像を使って判断
・場所によって、重要な視野・解像度は異なる

という仮説を立て、それを模倣する手法を提案しました。

CVPR (Conference on Computer Vision and Pattern Recognition) はコンピュータビジョンとパターン認識に関する世界トップレベルの年会議の一つで、今年は合衆国カリフォルニア州ロングビーチで6月16日から開催されます。