研究内容

排他的民族主義・多文化共生主義
- 人流ビッグデータによる文化の融合と衝突に関する研究 -

国から民族コミュニティへ

人流のグローバル化も加速しています。英国では、外国人労働者の増加により、雇用を奪われてしまったのではという危機感が地元住民に生まれています。

シリア難民の流入により、欧州では地元民と難民・移民との軋轢が発生し、難民施設と住宅地を隔てる「ミュンヘンの壁」が建設されてしまいました。

一帯一路構想により、資本だけではなく労働者も国を渡り、国境を超えて、同一民族内で貿易がおこなわれています。

空間的セグリゲーション

位置情報が付いたSNSの書き込みを利用して、様々な個人属性の空間分布、例えば、AKB48ファンの空間分布を推定することができます。

ISISの勢力が拡大した時期では、パリ大都市圏において、アラビア語話者のみが他言語話者と生活空間を違えるようになっていたことが分かります。

テロの記憶(傷跡)が犯行現場からの距離と犯行からの経過日数に依存して、どのように減衰するのか知ることができます。

名前からの民族推定

リカレント・ニューラルネットワークを使えば、姓から民族を推定できます。住所録から民族の空間分布が分かります。

複数時点、様々な業種や社会的集団の住所録を用いることにより、地域や業界の多民族共生度の時間変化を観測することが可能です。

国や地域を超えた民族的な繋がり、民族ネットワーク上の社会・経済活動を観測することができるようになります。

移動履歴からの属性推計

GPSの履歴に記録された滞在場所からは、性別・年齢・職業、場合によっては宗教や政治信条などの社会的な個人属性も読み取れます。

[1] Joomi Jun and Takayuki Mizuno (2020) 投稿中

[2] Shohei doi, Takayuki Mizuno, Naoya Fujiwara (2020) 投稿中

研究内容一覧

Mizuno Laboratory