NTCIRとは

About NTCIR

NTCIR(NII Testbeds and Community for Information access Research)は、情報アクセス技術向上のためのプロジェクトです。
膨大な情報の中から所望の情報にアクセスし、情報の理解や活用を支援する技術の大規模な評価基盤を国内外の多数の研究者が共有し、その共通基盤の上でそれぞれの研究を進め、検証、比較評価し、相互に学びあうフォーラムを形成する国際プロジェクトです。

NTCIRは、概ね1年半を1サイクルとし、毎回いくつかのタスクを選定し、国内外約150研究機関・団体が協力して、研究基盤として新しい手法の有効性の検証とベンチマークのためのデータセットを構築しています。各サイクルの最後には、カンファレンスを国際会議として開催しています。

数字で見るNTCIR

Numbers

19
開催回数
Editions
27+
年の歴史
Years since 1997
23
参加国・地域
Countries & Regions (NTCIR-18)
113
参加チーム
Teams (NTCIR-18)
5,345
テストコレクション利用数
Test Collection Users (累計)
130+
評価タスク
Evaluation Tasks (累計)

※テストコレクション利用数は2023年度時点、参加国・地域と参加チームはNTCIR-18のデータ

NTCIRの目的

Aims

1997年よりNTCIRプロジェクトでは情報検索、文書要約、情報抽出、質問応答などの情報アクセス技術を促進するための研究活動を推進して参りました。 全体的な目標としては以下の3点を掲げております:

  1. 大規模な情報アクセス技術の評価を可能にする研究基盤の提供
  2. 比較可能な実験結果から得られる知見が相互に共有される研究コミュニティの形成
  3. さまざまな情報アクセス技術の評価方法、および、評価指標の確立

NTCIRにて複数の研究者が協力することで、新しい情報アクセス技術の有効性検証に欠かせない、 大規模なテストコレクションを構築することが可能になります。 また、NTCIRでの協力を通して、研究対象に関する深い洞察が研究者間で共有されることが期待されます。

NTCIRの20年の歩み

History

Evaluating Information Retrieval and Access Tasks: NTCIR's Legacy of Research Impact
(The Information Retrieval Series)

Tetsuya Sakai, Douglas W. Oard, Noriko Kando:Springer, 2021.

この本はNTCIRの最初の20年間の歴史の中で、世界に先駆けて取り組んだタスクを中心にまとめています。 NTCIRで何が行われ、どのように行われ、どのような影響をもたらしたかを論じています。
例えば、いくつかの章では、World Wide Web上のコンテンツへのアクセスを提供する検索エンジン、所有者のニーズに合わせて表示内容を調整できる今日のスマートフォン、家庭や移動中の生活を豊かにするスマートスピーカーなど、最終的に成長するものの初期の種を見ることができます。

Last Modified: 2026-01-22

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