KOIBUCHI LABORATORY

教育

鯉渕研究室では、研究者の養成を目指しています。各研究者の固有の長所を最大限に伸ばし、未知の領域への挑戦を奨励します。小規模ながらも、私たちは最先端の研究環境とサポートを提供し、新しい研究の道を切り開く勇気を持つ研究者を歓迎します。

メッセージ MESSAGE

研究者を養成します。そのために各人の長所(例:設計力、実装力、論理的思考力、批判力、創造力)をのばすことを第一に考えます。

研究は、得られた知見が「予想以上かどうか」が重要であり、そのことを実際の研究活動を通して体験してもらいます。

最先端の研究をすることは大変です。研究が成功する保証もないし、自分が一番になる保証もない。不安です。でも、恐れずに進むと良いことがある場合が多いです。

従来の鯉渕研の研究とは別の研究を立ち上げることも可能です。私がサポートします。一方で、これまでの鯉渕研の知見(ツールやデータ含)がどこまで活かせるか?という面で鯉渕研の利点を活かせない可能性は増します。皆さんが私を越えていくためには必要なことかも知れません。

鯉渕研究室は計算機システム・ネットワークの研究室としては小規模(構成員6名)です。環境(設備、経済的支援)は恵まれているとおもいます。ただ、大規模な研究室(構成員が30名)と比べて成果が出やすいか?といわれると一長一短で正直、分かりません。

鯉渕研究室は、学生との密接な議論や教員からの緻密なフォローが期待できる環境を持っています。このような環境は、一人ひとりの研究が深く、質の高いものとなる可能性が高まります。
一方で、研究動向の調査や輪講の負担は大きくなります。また、学生同士の横のつながりが弱くなる傾向や、先輩の開発した研究ツールの数が限られている点が短所ですが、独自の研究方法を生み出す契機となるかもしれません。

鯉渕研元インターンシップ生 Ahmed Shalabyさんとともに(信学会論文賞2016)
ページトップへ