よくあるご質問

  1. 利用申請について
  2. コーパスの利用方法
  3. 利用者情報について
  4. その他

1. 利用申請について

1.1 手続きの流れを教えてください

  1. 使用したいコーパスをリストや各コーパスの詳細情報を参考にしながら選んでください.
  2. 入手方法」のページを参考に,下記の情報をSRCまでメールでお知らせください.
    • 希望コーパス名
    • 申請者名
    • 職名(教授,助教,博士後期課程2年,等)
    • E-Mail アドレス
    • 所属機関名
    • 電話番号
    • コーパス使用目的
    「コーパス使用目的」は具体的にお知らせください.(例:「音声認識システムの性能評価のため」「方言におけるアクセント研究」 など)
  3. SRCより入手手続き等についてお知らせ致します.また,各コーパス毎に定められた利用登録書(誓約書または覚書)をファイルにてお送りします.内容に同意いただけるようでしたら,利用登録書(誓約書または覚書)に署名・捺印の上,SRCまで郵送にてご返送ください.
  4. いただいた利用登録書を確認し,発送手続きを行います.

詳しい手続き方法は,「入手方法」をご覧ください.

1.2 学生でも利用申し込みはできますか?

申込は可能です.ただし,利用登録書の「責任者」欄には,教員の方にご署名をお願いしています.指導教員の先生にご相談の上,ご了解いただけましたら,ご連絡ください.

1.3 海外からでも利用申し込みはできますか?

基本的にはお申し込みできます.コーパスや利用目的によって異なる場合がありますので,お手数ですが,SRCまでお問い合わせください.

1.4 申請してからどのくらいで手元に届きますか?

利用登録書の記載内容に問題がなければ,利用登録書がSRCに届いてから,数日程度で発送となります.有償コーパスの場合は,2〜3週間かかります.ただし,発送先やコーパス在庫状況により異なります.

お急ぎの場合は,ご相談ください.

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2. コーパスの利用方法

2.1 音声ファイルを開くことができません.

一部のデータは,WAVE形式(拡張子 wav)でなく,RAW形式(拡張子 raw または独自の拡張子)です.そのため,ファイルをクリックしても,Windowsメディアプレーヤー等では音声を再生することができません.メディアプレーヤー等で再生するには,これらファイルをWAVE形式に変換する必要があります.Windows上で動作するフリーの音声再生分析ソフト等を使って変換してください.なお,ファイルを開く際は,コーパス詳細リストの「音声ファイルフォーマット」欄を参考に,以下の設定を行ってください.

フリーの音声分析ソフトには,下記のようなものがあります(自己責任でご使用ください).

  1. wavesurfer
    1. ファイルを選択して開く(「ファイルの種類」で「all files」を選択する必要あり)
    2. フォーマット選択画面が出るので上記の情報を選択して「OK」
    3. 表示選択画面が出るので,再生や変換のみなら「standard」を選択
    4. 「File」-「Save As...」で「ファイルの種類」を「MS Wav Files (*.wav)」として保存
  2. SPwave
    1. ファイルを選択して開く
    2. フォーマット選択画面が出るので上記の情報を選択して「OK」
      (デフォルトで「Raw」と出ていますが,「Swap Raw」か「Big Endian」を選択する必要があります)
    3. 「ファイル」-「名前を付けて保存」でファイル名の拡張子を wav に変換,もしくは「ファイルの種類」で「Microsoft PCM」を選択

インストール方法や詳しい使い方については,各ソフトのマニュアルをご覧ください.

(各ソフトの基本的な使い方についてのお問い合わせは受け付けておりません)

2.2 音声ファイルをRAW形式からWAVE形式に一度に変換したいのですが…

RAW形式からWAVE形式への一括変換には,オープンソースのSoX (Sound eXchange)などがあります.インストール方法,変換方法については,お使いの環境によって異なりますので,検索サイトから「sox raw wav」などのキーワードで検索してください.

(ダウンロード,インストール等は自己責任で行ってください)

2.3 Readmeファイルを「メモ帳」で開くことができません.知らない拡張子が付いています.

JNAS, CENSRECシリーズ, ASJ-JIPDECなどのテキストファイルは様々な環境で読めるよう,エンコード(文字コード)ごとに用意しております.そのため,どのコーディングか一目でわかるよう,ファイル拡張子に「(filename).SJIS」や「(filename).EUC」と記しています.Windowsのメモ帳で読めるようにするには,「(filename).SJIS」を適当な場所にコピーし,ファイル名を「(filename).txt」に変更してください.

また,コーパスによっては,拡張子がついていないものや,「(filename).JPN」「(filename).ROM」「(filename).spk」など独自の拡張子をもつテキストファイルもあります.これらファイルのエンコードはJISやEUCに設定されているため,Windowsのメモ帳では文字化けする場合があります.

Windowsで利用される場合はお手数ですが,以下の手順をお試しください.

2.4 購入前に音質を確認できますか?

各コーパスの詳細ページに「サンプル音声」を置いていますので,ご利用ください.

2.5 NII-SRCコーパスの利用範囲を教えてください.

利用の範囲は,コーパスによって異なりますが,「研究利用目的」または「研究・開発利用目的」に限っています.詳細についてはお問い合わせください.

なお,利用場所の範囲は,コーパス利用申請者の所属する部署・研究室内に限っています.複数の場所で共同研究等を行う場合は,それぞれの場所で申請が必要となります.

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3. 利用者情報について

3.1 NII-SRCコーパスの利用を停止したい.

年度末に実施する「利用報告書」に「利用継続の有無」について記入する欄がありますので,ご記入の上,ご提出ください.詳細な手続きについて,折り返しご連絡いたします.

年度途中での変更については,SRCまでご連絡ください.

3.2 卒業(異動)するので,利用者(責任者)が変わります.

年度末に実施する「利用報告書」に「登録情報の変更の有無」について記入する欄がありますので,変更内容をご記入の上,ご提出ください.詳細な手続きについて,折り返しご連絡いたします.

なお,年度途中での変更については,SRCまでご連絡ください.

3.3 所属名(所属住所)が変わりました.

年度末に実施する「利用報告書」に,「登録情報の変更の有無」について記入する欄がありますので,変更内容をご記入の上,ご提出ください.詳細な手続きについて,折り返しご連絡いたします.

年度途中での変更については,SRCまでご連絡ください.

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4. その他

4.1 公開目的でコーパスを作成する際に,注意する点はありますか.

4.2 SRCにコーパスを提供したい.作成したコーパスをSRCから配布してほしい.

折り返し,コーパスの詳細についての記入用紙をお送りしますので,ご記入の上ご返送下さい.その内容に基づき検討させていただきます.契約形態ならびに契約書等につきましてはご相談に応じます.

ご不明な点はお気軽にお尋ね下さい.

4.3 バグ・誤りを見つけました.

コーパス提供者に報告し,対応いたします.

4.4 NII-SRCコーパスはどのような分野で使われていますか.

NII-SRCコーパスは,工学,言語学,医療などの分野で利用されています.詳しくは「コーパス利用状況」をご覧ください.

4.5 NII-SRCコーパスが使われている論文を教えてください.

「資料室」→「研究論文(書誌情報)」で,NII-SRCコーパスが使われた論文のリストを紹介しています.どのコーパスが使われているかの情報も載せていますので,コーパス選択の参考にしてください.

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