NTCIR-13 カンファレンス
情報アクセス技術の評価
EVIA 2017
a Satellite Workshop of the NTCIR-13 Conference
2017年 12/5(火)-8(金)
学術総合センター(東京・千代田区)
国立情報学研究所(NII)
NTCIR (エンティサイル、NII Testbeds and Community for Information access Research) は、情報検索、質問応答、要約、テキストマイニング、機械翻訳など、膨大な情報の中から所望の情報にアクセスし、情報の理解や活用を支援する技術の大規模な評価基盤を、国内外の多数の研究者が共有しつつその共通基盤の上でそれぞれの研究を進め、検証、比較評価し、相互に学びあうフォーラムを形成するプロジェクトです。1998年から開始し、より豊かな情報アクセス技術の実現と未来価値創成を標榜し、1年半を1サイクルとして、毎回、いくつかのタスク(=研究部門)を選択して活動を進めてきました。カンファレンスでは、タスク参加チームの研究成果や比較評価によって得られた知見を発表します。 基調講演には Omar Alonso氏 (Microsoft)をお招きしています。 EVIA 2017は、情報アクセス技術の評価手法に関する研究発表の場です。NTCIRのサテライトワークショップとして広く一般から論文を募集しています。
第13回NTCIRでは 9つのタスクを選定しました。20カ国以上の100以上の団体が一つ以上のタスクに参加表明し、実験を進めています。:
- Lifelog: (多様なデバイスを用いて蓄積したマルチモダルライフログデータの検索と要約)
- MedWeb: (Twitterの発言テキストと闘病記ブログに対する病名ラべリング及び病名抽出)
- OpenLiveQ: (Yahoo!知恵袋の実サービス環境にて評価が行われる質問検索タスク)
- QALab: (実世界質問応答を目指す。対象は大学入試問題(世界史))
- STC: (ユーザの発言に対し、システムは適切な応答を検索できるか?生成できるか?)
- AKG: (行動的な検索意図のためのナレッジグラフ生成)
- ECA: (ニュース文書から感情およびその原因を抽出)
- NAILS: (脳波を用いた画像内容のラベル付)
- WWW: (還ってきたウェブ検索タスク)
第13回NTCIRカンファレンス・EVIA 2017は、どなたでもご参加いただけるオープン・イベントです。前回のNTCIR-12 カンファレンスでは、20カ国から約200名の参加者があり、実りある議論をしました。今年も、多数の世界で活躍する情報アクセス技術研究者が一同に会します。情報アクセス技術に関する研究分野(情報検索、自然言語処理、データ工学など)にご関心がある学生、研究者(の卵)、企業の開発担当者、どなたでも歓迎いたします。 ぜひ、今後のさらなる研究発展に向けた議論に加わってください!
みなさまのご参加を心よりお待ちしています。
基調講演 DAY-2 午前 (2017年12月06日(水))
招待講演 1 DAY-2 午後 (2017年12月06日 (水))
招待講演 2 (DAY-2 午後 (2017年12月06日 (水))
(お申し込み順)(ロゴやリンクの有無は、各スポンサー殿のご意向に基づくものです)
お問い合わせは NTCIR事務局(カンファレンス) ntc-mtg-secまで
たくさんのみなさまのご参加、ご協力をいただき、心より感謝申しあげます。
NTCIR-13 Program Co-Chairs:
加藤 誠 (京都大学)
Yiqun Liu (清華大学, China)
EVIA Chairs:
Nicola Ferro (University of Padua, Italy)
Ian Soboroff (NIST, USA)
NTCIR-13 General Co-Chairs:
Charles L.A. Clarke (Facebook, USA)
神門 典子 (国立情報学研究所)
酒井 哲也(早稲田大学)
Last Modified: 2018-02-27